シリーズ最新作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』がいよいよ9月22日公開されますね。「ジョン・ウィック気になってるんだけど1作目から観れてないんだよね。」そんな方に、映画『ジョン・ウィック』はなぜこんなに人気なのか?その理由と、今からでも間に合う基礎知識をご紹介します。とってもシンプルな映画なので今から追っかけても全然大丈夫!この記事を読んだら『ジョン・ウィック:コンセクエンス』をどや顔で劇場の大きなスクリーン楽しんで下さいね。
『ジョン・ウィック』はどんな映画?
『ジョン・ウィック』(原題:John Wick)は2014年に第1作目が公開されたアメリカ合衆国のアクションスリラー映画。その後シリーズ化され、4作品目である最新作が2023年9月22日より日本公開となります。主演はキアヌ・リーブス、凄腕の殺し屋ジョン・ウィックを演じます。監督はチャド・スタエルスキ、映画『マトリックス』などでキアヌ・リーブスのアクションシーンのスタントマンを務めた俳優でありスタントマンなのですが、この『ジョン・ウィック』で監督デビューしました。キアヌ・リーブスは主演だけでなく、この映画の作総指揮を務めています。長い付き合いのあるチャド・スタエルスキに監督を任せた事に2人の信頼感を感じます。
『ジョン・ウィック』のあらすじは?
・結婚した妻に先立たれるが、妻の残した犬と静かに暮らしていた
・強盗(ロシアンマフィア)に車を盗まれ、犬の命も奪られる
・復讐のために再び銃を手に取り壮絶な戦いに身を投じる
物語の主人公ジョン・ウィックは、裏社会のレジェンド的な凄腕暗殺者だったのですが、最愛の女性ヘレンと出会い、彼女と平和で静かな人生を共に過ごすために殺し屋業を引退します。
贈られた子犬を殺され、家を失い、ヘレンの動画が入った携帯も壊れた。
亡き妻にまつわる記憶以外の全てを、ジョンが失った決定的瞬間である―。#ジョンウィック#ジョンウィック同時再生祭り pic.twitter.com/d4d5qzfTqk
— 映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』 (@johnwickjp) October 4, 2019
しかし、愛する妻ヘレンは突然の病に倒れ、闘病の末息を引き取ります。ヘレンは自分がなき後、
車しか楽しみのない愛する夫ジョンのために生前、子犬を探して家に届けてもらえるように手配をしていました。ヘレンからの手紙とともにやってきたビーグル犬の子犬のデイジー、ヘレンの優しさに涙し、ぎこちないながらもデイジーとの新しい生活を始めました。
そんなある日、ジョンの自慢の愛車フォード・マスタング・BOSS429をロシアマフィアのボスのドラ息子に目を付けられます。車を盗まれ、その上怯えて吠えるデイジーの命まで奪われてしまします。これをきっかけに、ジョンは復讐のために再び銃を手にし、マフィアとの壮絶な戦いに身を投じます。
これが第1作目の冒頭シーンですが、映画の世界にワーーと引き込まれます。ここまでジョン・ウィックはまだとっつきにくそうな不器用な感じの男性で、凄腕殺し屋の姿を一切見せません。まあキアヌ・リーブスなので文句なしにかっこいいのですが。ドラ息子一味にも不意打ちされたとは言え、ボコボコにされてます。デイジーが登場からめちゃくちゃ可愛いくて、あんなことになったらジョン・ウィックでなくてもブチ切れます。ここから怒涛のアクション開始です!!
『ジョン・ウィック』の人気の理由
キアヌ・リーブス演じる殺し屋ジョン・ウィックの魅力
公開されいる映画では描かれていませんが、原作コミックによるとジョン・ウィックは幼少期に孤児となり犯罪組織に流れ着き、そこで武術、銃器、運転技術、潜入術、脱出術など訓練を受けるという壮絶な経験をしています。裏社会からも「ブギーマン」と恐れられる凄腕暗殺者へと成長したのです。
「ブギーマン」とはごぞんじ、映画『ハロウィン』の殺人鬼ですよね。
『ジョン・ウィックは80年代のホラー映画のカリスマ殺人鬼たち、ジェイソン(『13日の金曜日』)やブギーマンを現代的なアクション性の高いキャラクターとして作り変えて誕生した。』と評されたりもしています。
残忍までの圧倒的な戦闘能力と冷静沈着なのに、妻への深い愛情を持つ…このギャップも魅力です。
そんな練りに練られた奥深いキャラクターをキアヌ・リーブスが演じるのですから、キアヌ・リーブスのカリスマ性と確かな演技力・きれきれアクションでジョン・ウィックはスクリーンの中で確かに存在しています。
ジョン・ウィックのアクションがすごい!
ジョン・ウィックの魅力はなんといってもアクション!!観ているとブワッと体温が上がります。
カンフーにガンアクションを取り入れた“ガン・フー”、ナイフを使った“ナイ・フー”、車を武器にする“カー・フー”など、ワクワクするような、ちょっと笑えるナイスなネーミングがされていてセンスの良さを感じます。アクションのスタイルとしては、日本のマーシャル・アーツや殺陣・アニメ・香港カンフー映画・マカロニ・ウェスタンなどを参考にしています。この高度なアクションシーンをキアヌ・リーブスは、ほとんどスタントなしで演じています。撮影に入る何ヶ月も前から格闘技や銃・バイクや乗馬、犬の操り方のトレーニングを積んで役作りしました。
本日(9/2)#キアヌ・リーブス
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‼︎
────────────シリーズごとに新たなスキルを披露
進化が止まらない59歳『#ジョン・ウィック:コンセクエンス』では
運転やヌンチャクのアクションに加え、
日本語も喋る️9.22公開‼️ pic.twitter.com/7NMX0xs5I2
— 映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』 (@johnwickjp) September 2, 2023
『ジョン・ウィック』これまでのシリーズ作品
1作目:ジョン・ウィック
『ジョン・ウィック』(原題: John Wick)
・2014年アメリカ合衆国公開
・2015年日本公開
・上映時間:101分
・興行収入:日本3億3100万円
・R15+指定
・日本でのキャッチコピーは「見惚れるほどの、復讐。」
2作目:ジョン・ウィック:チャプター2
『ジョン・ウィック:チャプター2』(原題: John Wick: Chapter 2)
・2017年アメリカ合衆国公開
・2017年日本公開
・上映時間:122分
・興行収入:日本3億1500万円
・R15+指定
・日本でのキャッチコピー:「伝説の殺し屋VS世界中の殺し屋」
前作の5日後から物語が始まるので、ジョン・ウィックは一息つく間もなくまたまた大変な事になります。
3作目:ジョン・ウィック:パラベラム
・2019年アメリカ合衆国公開
・2019年日本公開
・上映時間:131分
・興行収入:5億4000万円
・R15+指定
・日本でのキャッチコピー:「世界はお前を許さない」
前作直後のニューヨークから物語は始まります。ジョンに平穏の日々は来ないのか…。
まとめ
『ジョン・ウィック』は戦闘能力の超~高い、冷静沈着なキアヌ・リーブス演じるジョン・ウィックがド派手なアクションで魅せてくれる映画です。ストーリー展開はシンプルなので、今まで観たことなくてもすぐに物語の中に入っていけますよ。バイオレンス強めなので全シリーズR15+指定となっていますのでご注意下さいね。
最新4作目『ジョン・ウィック:コンセクエンス』2023年3月24日にアメリカで公開されました。2021年5月21日に公開予定でしたがコロナの影響とキアヌ・リーブスの主演映画『マトリックス レザレクションズ』との関係なども重なり、延期になっていました。
キアヌ・リーブスはもちろん今までも十分なキャリアを積んでいますが、ジョン・ウィックというキャラクターがキアヌ・リーブスをまた更に一段も二段も押し上げた感じがしますね。キアヌの体力が続く限り後何作か観てみたいです^^
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